神魔の目録 - B


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Ba : 魃(ばつ)

  1. 中国。
  2. 係昆山。
  3. 本来は女神のバツ(魃を女へんにした字)。後に妖怪化。
  4. 黄帝の娘。
  5. 青い衣を着た女神。
  6. 光と熱を体の中に秘め、それにより干魃を起こす。
  7. しばしば山から降りてくるが、その時干魃となる。
  8. 黄帝がシユウと戦ったとき、バツは天界から呼び寄せられ、シユウの風伯、雨師の力をそぐが、この時力を使いすぎ、その後天界に戻れなくなる。


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Ba : バー

  1. エジプト。
  2. 墓所。
  3. 死者の魂。バー、カー ka、アク akh で3つの霊魂となる。
  4. 鷹。または頭と手が人間、顔にはあごひげの鷹。一方の手にふくらんだ帆、もう一方に永遠の象徴アンクを持つ。
  5. 死者の供え物を死者と分け合う。
  6. 死とともに生まれる。


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Baal : バアル

  1. メソポタミア。カナアン、フェニキア。
  2. カナアンの主神、豊穣神。植物の神格化。本来は冬の雨と嵐の神、または太陽神。聖書では悪魔バエル Bael またはベールゼブブ Beelzebub などとなる。
  3. エール El またはダゴンの息子。アナト Anat は姉で妻。アスタルテ Astarte は母、あるいは妻。
  4. 右手に矛を振り上げ、左手に稲妻の光の穂を握る若き戦士。
  5. 作物をもたらす。冬はバールが死の神のよって冥界に連れ去られるために作物が枯れ、春になると戻ってくる。
  6. バールの信仰では、性的交渉が豊穣をもたらすと考えられ、特に農民の間で聖婚という性交渉が行われた。また、儀式では人間の生け贄も捧げられ、神官はバアルの注目と同情を引くために自分の体を切った。
  7. 海の主である7つの頭をもつ龍シャリート(旧約聖書のレヴィアタン Leviathan)を倒した。また、老いて力の衰えた最高神エールは、洪水の神ヤム・ナハル Yam‐Nahr の脅しに屈し、バアルの王権をヤムに渡そうとするが、バアルはヤムにひとり立ち向かって倒した。後、バアルはモト Mot に倒されるがアナトがモトを倒したことにより、復活した。


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Baba-Yaga, Baba-Jaga, Jezi-Baba : ヤガー婆さん、バーバ・ヤーガ

  1. スラブ。
  2. 森の小屋。小屋は、鶏の脚の上に立ち、髑髏の乗せられた柵に囲まれ、ヤガー婆さんの特定の呼びかけによって向きを変え、扉を開く。
  3. 妖婆。殺された大蛇の母親。名前は「あいまいな女」の意味。もともとは、森の動物の主、加入儀礼の祭司、死の国への渡し守などとされる。語源からはヒッタイトの葬礼の老婆と結びつけられる。また、足に注目し、前身が蛇である死の女神とする説もある。
  4. 鼻は大きく曲がり、歯は長く、盲目で、骨の一本足の、小さく痩せた、醜い老婆。しばしば豚にまたがる。
  5. 巨大なすり鉢に乗って森の中を高速移動する。右手のすりこぎで操縦し、左手のほうきで跡を消してゆき、亡霊たちを引き連れる。
  6. 契約に基づいて、助言や食料を与え、魔法の馬や糸玉の贈物をするが、、合意内容を満たさなかった場合は食ってしまうと脅す。また、子どもをさらって炉で焼いて食べたりもする。
  7. ロシアの民間歳時暦では、他の妖怪とともに夏至の時期にキエフのはげ山に集まる。
  8. 民間伝承では、殺された大蛇の母親で、その話の主人公と戦った。ハンガリーの民間伝承では、ヤガーはもともとよいフェアリーだったが、魔女へ堕落した。


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Bacab : バカブ

  1. マヤ。
  2. 世界の四隅。
  3. 天を支える4柱の神々。赤い南のカウアク Cauac、黒い西のイシュ Ix、黄色い東のカン Kan、白い北のムラク Mulac の4柱。後には雨の神チャクが東の守護者とされた。
  4. イツァムナーとイシュ・チェルの息子。
  5. 巨人。
  6. 世界の四隅で天を支えている。
  7. バカブたちは、世界が大洪水によって滅びたときには逃げ出した。


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Balder, Baldur : バルドル、バルダー

  1. 北欧。
  2. ブレイダブリーク Breidablik に住む。
  3. 光、喜び、無垢と純粋さ、和解の神。アース神族。
  4. オーディン Odin とフリッグ Frigg の子。妻はナンナ Nanna。子はフォーセッティ Forseti。
  5. 美しい男。
  6. ヤドリギ以外によっては傷つかない。それ以外にはこれといった能力はない。
  7. 賢く、雄弁。優しく、親しみやすい。不死身になってからは、神々のナイフ投げや、弓矢の射的となっていた。
  8. バルドルは自分の死にかかわる夢を見たため、母フリッグは、万物にバルドルに決して害をなさないことを誓わせた。ところがロキはバルダーを妬んでいたので、バルダーに化け、フリッグからこの誓いに加わらなかったのはヤドリギであることを聞き出した。そこで、それでできたダーツを、バルドルの弟で盲目のホド Hod に渡し、バルドルに向かって投げさせると、それはバルドルの心臓を貫いた。フリッグはバルドルを蘇らせるため、ヘルモーズを冥界の女王ヘルのもとへ派遣し、世界の全てのものがバルドルのために泣けば現世へ戻すという約束を取り付けたが、ロキだけが泣かなかったため、失敗に終わった。
    バルドルは、世界の終末ラグナロク後、異母弟バーリによって仇として殺されたホドとともに、新しくできた緑の世界へ戻るという。


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Balong : バロン

  1. バリ、スマトラ、ジャワ各島。
  2. 獅子型聖獣。善の象徴。
  3. 全身を白く長い体毛で覆われた獅子。真っ赤な顔、ぎょろりとした目、上歯茎から生えた2本の牙、頭から顎や背中を覆う黄金のたてがみをし、黄金の冠をかぶる。
  4. 顎の下にある黄金の毛を水に浸すと、ランダに対抗するための聖水を作れる。
  5. 善。かつては人を襲っていたが、供物によって聖獣となった。
  6. 悪霊ブータ bhuta や、暗黒の小鬼カーラ kala を連れている。
  7. 「バロン・ダンス」で魔女ランダ rangda と戦う。


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Balor The Evil Eye : 邪眼のバラー

  1. ケルト。
  2. 巨人フォモール族の王。
  3. 巨人。片目はいつも閉じられている。
  4. 閉じた片目を開くと一瞬で敵の命を奪う。
  5. 巨人族であるフォモール族の首領の一人。
  6. 彼の力により、フォモール族は神々に対していったん勝利を収める。
  7. ルーに眼を貫かれて倒された。


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Banshee, Bean Sidhe : バンシー

  1. アイルランド。
  2. 貴族の家。丘。
  3. 嘆きの妖精。ベアン・シー Bean Sidhe は、正式な名前。スコットランドでは、Bean Nighe。ケルトの太母ダヌーが起源ともいう。
  4. 泣いているため目は真っ赤で、青白い顔に長い髪の女。
  5. 人の死の前兆として泣く。住んだ家の者が死ぬのを予測し、その前兆として泣く。
  6. 自分が住んだ家の者を見守っている。


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Basilisk, Cockatrice : バジリスク、コッカトリス

  1. 北アフリカ。
  2. 蛇型、またはニワトリ怪物。バジリコック Basilicock、コッカトリス Cockatrice ともいい、ニワトリの要素が入る。インドの角のあるマムシ、コブラが起源ともいう。
  3. 時代によってかなり違う。もとは頭に王冠の形をした斑点のある蛇。一般的なのは2本または4本脚をした、ニワトリとトカゲを合わせた形。エジプトでは、頭には鶏冠、黄色い羽毛の幅広い翼、蛇の尾をした4本足の鶏。
  4. 毒を持つ。毒は目からも放たれ、視線が合った生き物は死ぬ。また、近づく全てのものを焼き尽くすともいわれる。倒すには、鏡、または水晶かガラスの壺を使って視線を跳ね返して、逆に自分の毒で死なせる。他、ヘンルーダという薬草を使う、雄鳥の鳴き声を聞くと死ぬというのもある。イタチには毒が効かないともいう。
  5. 7才の雄鶏が産んだ黄身のない卵を、ヒキガエルか蛇が温めて生まれるともいわれる。


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Bastet, Bast : バステト

  1. エジプト。
  2. もともとは太陽の女神だが、後にギリシア人がアルテミスと関連づけたために月の女神となった。恵みの女神。戦の女神。「ラーの目」の一柱。
  3. ラーの娘。
  4. 猫の頭の女性。初期は野生の猫またはライオン。
  5. ハトホルの性格も受け継いでいる。
  6. ブバスティス Bubastis(現在の Tell-Basta)という都市では主神となり、聖なる猫のミイラが多数発掘された。
  7. 闇を支配する蛇アペプと戦い、ラーを守った。
  8. 猫の神は世界的にも非常に珍しいという。猫好きのラブクラフトは気に入っていたらしい。


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Beelzebub, Beelzebul, Baalzebub : ベールゼブブ、ベールゼブル

  1. バレスティナ。ユダヤ、キリスト教。
  2. ペリシテ人の神。聖書では悪の魂の王子。ミルトンの「失楽園」ではサタンの副官。名前は、カナアン豊穣の神バアルの称号の一つであるバアル・ゼブル Baal-Zebul(バアル王子)をおとしめて、ヘブライ語の「ハエの王」の意味であるバアル・ゼヴヴ Baal-Zevuv にしたものが変化したもの。しばしばサタンやルシファーと同一視される。
  3. 巨大なハエ。
  4. ハエを使い魔にする。
  5. 7つの大罪のうち、「大食」を司る。


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Behemoth, Bahamit : ベヘモス、バハムート

  1. ユダヤ。キリスト教。アラビア。
  2. 沼。
  3. 巨獣。獣たちの王。本来は聖獣。アラビアではバハムートで、世界を支える魚。キリスト教では、闇を司る者とされ、サタンの別名とされた。
  4. カバ、水牛、サイ、ワニなど諸説あり。青銅の板や鋼鉄の棒のように硬い骨、筋肉質で、尾は西洋杉のように太い。人間のような耳を持っていることもある。アラビアでは巨大な魚。キリスト教では腹の出た、直立したカバ。
  5. 草食。
  6. ベヘモスは、天地創造の6(または5)日目に水と光と塵から創られて千の山々の中心に置かれ、世界の終末アポカリプス Apocalypse には殺されて善なる人々の糧となることになっている。


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Belet-Ili, Nintu, Mami : ベレト・イリ、ニントゥ、マミ

  1. シュメール。バビロニア。
  2. 誕生の女神。子宮の女神。ニントゥは、ベレト・イリの神々の母としての側面とされる。マミはバビロニアでの名。
  3. 世界の創造とその維持に疲れた神々が、創造神エンリルに不満を訴えると、、創造神エンリルは力の弱い神から下働きとしての人間を創ることができると告げ、神々は犠牲として、ゲシュトゥを選び、ベレト・イリが創造にあたった。ベレト・イリはエンキから川の泥から人間を創ることを説明され、ゲシュトゥの血を川底からすくった粘土に混ぜ、神々は唾を吐いてそれを踏みつけた。次に、ベレト・イリはそれを14に分け、土を耕し運河を掘るための7人の男と、男を産むための女を創り、結婚と出産のしきたりを定めた。


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Belial, Beliar, Berial, Bljl : ベリアル

  1. ユダヤ教。キリスト教。
  2. 闇と無神の悪霊。闇の国の王。現在の世の王ともいう。名前は「無価値な者」「邪悪な者」「卑しき者」などの意味。ソロモン王に封印された72柱の魔神の一柱。
  3. 堕落しているが、美しい天使。2つの首があるともされる。炎の戦車に乗る。
  4. 姦淫、富裕、聖域を汚すことで示される、「ベリアルの3つの網」を用いて、人間を誘惑して堕落させる。
  5. 法と秩序に反抗し、偽り、ねたみ、苦難、補囚、欠乏、荒廃、混乱などに反応して人間を堕落させ、その魂を得る。
  6. ベリアルは、かつては神の使いサタネイル Satanail と呼ばれていた、知識をもたらすため地上に降りてきた天使の長の一人だったが、人間の女と交わって巨人族ネピリム Nephilim を産ませたことにより、堕天使となった。


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Bellona : ベロナ

  1. ローマ。
  2. 戦争の女神。ギリシア神話の戦の女神エニュオ Enyo と同一視された。起源はエトルリアの女神。
  3. マルスの妻や妹や娘とされる。
  4. 剣を装備し、槍とたいまつを手に持ち、兜をかぶった女性。
  5. 戦闘ではマルスに同伴にする。
  6. ローマ市壁の外の「マルスの野」に神殿があり、戦時にはここから遠くの敵へと槍が投げられ、また、普段は元老院の集会場として用いられた。


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Belobog, Byelobog, Bylebog : ベロボーグ

  1. スラヴ。
  2. 天界。
  3. 白い神で、名前もその意味。善神。太陽と幸運の神。光と昼の支配者。
  4. 白い男。
  5. 黒い神チェルノボグと対立する。
  6. ベロボーグとチェルノボグは、ゾロアスター教の影響によって生み出されたが、成熟期前にキリスト教によって排斥されたため、臣下についてなどの伝承はないという。


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Benu : ベンヌ

  1. エジプト。
  2. 太陽の鳥。ラー神の魂(バー)がベンヌであるとされる。生命の誕生、新たな富の象徴。
  3. アオサギ。
  4. フェニックスのモデルという。


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Berserkr, Berserk, Berserkir : ベルセルク、バーサーク

  1. 北欧。
  2. 凶暴化した戦士。名前は「熊の毛皮を着る者」の意味。オーディンの戦士。
  3. 熊のシャツと狼のジャケットを着けた戦士。
  4. 普段の倍以上の力を発揮する。痛みを感じない。武器によっても傷つかない。オーディンによって加護されている。
  5. 戦いが始まると凶暴化し、動物のように吠え、理性を失って敵味方かまわず、石や木にまでも見境なく攻撃する。戦闘が終わると虚脱状態になる。
  6. 北欧では豪族や農民が戦士となり、西欧の騎士のような戦士身分が成立しなかったので、戦闘に従事する者は異常者とみられたという。


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Bes, Bisu : ベス

  1. エジプト。
  2. 平民の家庭の守り神。歓喜と歓楽、音楽と踊りの神。子供と産婦の守護神。本来はエジプト王家の守護神。
  3. 体は小人、脚はがに股、腕は長く、頭は大きく、髪はもじゃもじゃ、大きな口から舌を出し、鼻は平たく、耳は大きく突き出し、ライオンのたてがみ、ライオンか猫のしっぽをもつ。頭には羽根飾りをつけ、豹の毛皮(ベス)を着るが、大きな陽物を伴う全裸であることも多い。
  4. 剣や短刀、または楽器による音で悪霊を退散させる。カバの神タウエレト Taweret とともに出産を助ける。
  5. 陽気。


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Betobeto-san : べとべとさん

  1. 日本。
  2. 姿のない妖怪。
  3. ピタピタという足音のみ。
  4. 夜道に出現し、夜道を歩く人の後をついてくるが、「べとべとさん、お先におこし」などというと消える。
  5. べとべとさんに提灯を貸したら(夜道に置いて)、翌朝には返されていたという。


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Bitol : ビトル

  1. マヤ。
  2. 創造神で、形成主。
  3. 常にツァコルとともに行動する。
  4. ツァコル Tzakol を参照。


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Boggart, Boggard : ボガート、ボガード

  1. スコットランド。
  2. 家や、その周辺。
  3. 妖精。
  4. 色黒で毛に覆われ、よたよた足で、ぼろ着を着る。または、不定形。
  5. ボルターガイストを起こす。
  6. 性悪で、よいことはしない。いたずら好き。
  7. 家に住む人間が逃げてもついてくる。
  8. ハリー・ポッター「アスガバンの囚人」では、見るものにとって最も恐ろしいものに変化する。笑われることに弱い。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Bogle, Bogy : ボーグル、ボギー

  1. スコットランド。
  2. 暗い場所、特に使われないものが置いてある場所を好む。家の戸棚、宝箱、天井などや、木の洞、洞窟など。
  3. 妖精。
  4. 見えない、または不定形ともいう。舞い上がった塵の姿など。
  5. 人間に興味があり、覗きをする。冬の夜に毛布を引っ張るなどのいたずらはするが、特に害はなさない。移動するとき、転んだりつまずいたりしてドタドタと音をたてる。
  6. ドアの節穴の向こうに目が見えたらボギーがいる。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Bona Dea : ボナ・デア

  1. ローマ。
  2. 貞節と多産の女神。治癒の女神。名は「良き女神」の意。牧人と家畜の神ファウヌスの姉妹や妻や娘とされるため、本来の名前はファウナ Fauna またはファウラ Faula であったといい、しばしばそれらの名前で呼ばれる。
  3. 牧人と家畜の神ファウヌスの姉妹、妻、あるいは娘とされる。
  4. 玉座に座り、豊穣の角コルヌコピアをもつ女性。蛇を伴う。
  5. 祭礼は、女神ウェスタに仕える女祭司ウェスタリスにより、隠されて女性だけで行われ、男と動物を表現するものすら取り除かれた。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Bragi, Brage : ブラギ

  1. 北欧。
  2. 詩と雄弁の神。詩人の守護者。アース神族。もともとは、9世紀の詩人であるブラギ・ボダソン Bragi Boddason で、彼が後に神格化された。
  3. 妻はイドゥン。オーディンとフリッグの息子。
  4. ルーンはブラギの舌に刻まれる。人間に詩の麦酒を飲ませることによって、詩のインスピレーションを与える。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Brahma, Brahman : ブラフマー

  1. インド。
  2. ヒンドゥー教の三主神のうち、創造神。ウパニシャッド思想の最高原理である宇宙の根本原因ブラフマン(梵、中性)を神格化した存在。仏教の梵天。密教では十二天のうち天界の主神。
  3. 赤い肌で、4つの頭、4つの腕の男。羂索、祭匙、数珠、水瓶、ヴェーダなどを持ち、蓮花の座(世界蓮)または鵞鳥の上に座っている。
  4. 自ら活動して人々を救済することはない。
  5. ヴィシュヌとシヴァの信仰が高まると、ブラフマーの地位は下がり、両神のうち、いずれかの影響力のもとに宇宙を創造するにすぎない存在となった。そのため、ヴィシュヌのへそから生じた蓮(世界蓮)から出現したということにされる。
  6. ブラフマーは宇宙であるブラフマンの卵(梵卵)二つに割って、天と地を創った。
  7. 高尚すぎて容易には理解しにくい存在だといえる。いったん宇宙を創造してしまったので、その後あまりやることがないということか。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Brigid, Bridget, Brighid, Brigindo : ブリジッド、ブリギッド

  1. ケルト。アイルランド。
  2. 三位一体の女神。火の女神。豊穣、かまど、出生、治癒、詩、鍛冶、武術の女神。しばしば「白い処女」の側面だけをブリジットとされる。
  3. ダグザの娘。ブレス Bres の妻。
  4. 一体となった三人の女神。「白い処女」としては、火鉢を象徴する魔法のカップを持った女性。
  5. 3面はそれぞれ、詩のインスピレーションとしての火、豊穣と治癒としてのかまどの火、鍛冶と武術としての炉の火を表す。ドルイドの守護者。
  6. 魔法の蜜を含むリンゴの果樹園を異世界に持つ。名前自体が「女神」と同義語とされるほど人気のある女神だったため、キリスト教では聖人とされた。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Brownie, Browny : ブラウニー

  1. スコットランド。
  2. 古い農家や、古木の洞や廃虚。
  3. 家の妖精。
  4. 全身茶色い巻き毛で覆われた、平べったい顔の小さな老人。茶色のマントやぼろ着を着る、または裸。子供には見えるが、大人には見えない。
  5. ゴブリンを追い払う。蜂を追い払う。それらに襲われたら「ブラウニー」と名を唱えれば去るという。
  6. 夜に農家に現れ、家事や農作業の手伝いをする。住み着いた家の人間を好むため、彼らが引っ越ししてもついてくる。彼らに給料として着物などをあげたり、ひどく扱ったり、あだ名で呼んだり、十字を切ったりするといなくなる。
  7. 気に入った家の人間が死ぬと性悪のボガート Boggart になることもある。


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Bugbear, Bugge, Bugleboo : バグベア、バッグ、バグルブー

  1. ウェールズ。
  2. 妖精。
  3. 黒く、毛むくじゃらの姿。
  4. 遅くまで外で遊んでいる子供を捕まえて、頭から食べる。
  5. 親が子供に言うことを聞かせるための脅しとしてよく使われる。
  6. 別名がたくさんある。


1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考

Buri : ブリ

  1. 北欧。
  2. 原初の世界。
  3. 原初の人間。最初の神。
  4. 息子はボル Bor。孫はオーディン、ヴェー、ヴィリ。
  5. 中性。
  6. 牝牛アオデュムラ Audumla が氷石の塩辛い霜をなめていると1日目に髪、2日目に頭、3日目に人間の形、ブリができた。
  7. どのようにボルを創ったかは不明。



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