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1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sabazios : サバズィオス
- フリュギア、リュディア、トラキア。ギリシア、ローマ。
- 豊穣の神。ギリシアではディオニソスと同一視され、ゼウスと同一視されることもあった。また、ローマではバックスの別名となった。
- 蛇を最も重要な聖獣とする。
- サバズィオスの祭儀では、信者たちは行列になり、強く握りしめた蛇をふりまわしながら熱狂乱舞した。
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Saga : サガ、サーガ
- 北欧。
- ソックアベック Sokkuabekk 宮殿。
- 詩の女神。叙事詩の女神。巫女の女神。アース神族の1柱。
- オーディンの娘。
- 毎日オーディンと金の杯で酒を飲む。
- フリッグと同一視する説もある。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sakhmet, Sekhet : セクメト
- エジプト。
- メンフィスの三柱神の一柱。怒りと破壊の女神。戦争と聖なる復讐の女神。名は「強き者」の意。後にムート Mut およびバステート Bastet と同一視された。
- 夫はプタハ Ptah、息子は蓮の神ネフェルテム Nefertem。
- ライオンの頭をした女性。またはライオン。
- 死をもたらす女神のため、伝染病とも結びつけられたが、そのゆえ逆説的に病から救う女神ともされた。
- 血に飢えた性格。戦争時にファラオが弓を引くのを助ける。
- ハトホルがセクメトに変身して人類を粛清した話がある。
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Salamander, Salamandra : サラマンダー、サラマンドラ
- ヨーロッパ。
- 地中の火の中。火山、火口、溶岩の中。高温の炎の中。
- 火の精霊。パラケルススの四大元素(地水火風)のうち、火。
- 小さなトカゲ。黒い滑らかな体に黄色い斑点。
- どんな高温でも耐えられる。火を燃え上がらせる。
- 火から生まれ、火を食べる。
- 賢者の石の材料の一つ。石綿はサラマンダーの皮として売られていた。
- 山椒魚もサラマンダー salamander というが、別物。
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Sandmann, Sandman : ザントマン、サンドマン
- ドイツ。ヨーロッパ。
- こびと。砂男。
- 砂袋を担いだこびとの老人。
- 人間の目に魔法の砂をかけて眠らせる。
- 気がいい。
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Sarasvati : サラスヴァティ
- インド
- リグ・ヴェーダでは河川と肥沃、富の女神。後、ヒンドゥー教三女神の一柱となり、学問と芸術の女神。本来はサラスバティー川(現在とは異なる)の神格化した存在だが、言葉の女神ヴァーチュ Vac と同一視され、学問と芸術をつかさどる女神となった。ヴェーダを発明したとされ、ヴェーダの女神といわれる。仏教の弁才天。
- ブラフマーの妻。
- 額に三日月のある、白い肌の優美な女性。しばしば4本の腕をもつ。ヴィーナー(琵琶)を演奏し、白鳥か孔雀に乗る。
- 読み書き、演説、科学、芸術など知的活動の全てを守護。
- サラスヴァティは、彼女に見とれたブラフマーの視線を避けるため横に逃げたが、逃れるたびにブラフマーには新たな顔ができ、ついには4面を持つようになったため、逃れられぬとあきらめ、彼の妻になった。
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Sarutahiko : 猿田彦命(さるたひこのみこと)
- 日本。
- 伊勢。
- 伊勢の神。猿田彦大神ともいわれる。もともとは、猿女君という、宮廷の滑稽な役をやる俳優に関わる神。
- アメノウズメと兄妹ともいう。
- 異様に長い鼻、赤く輝く目をもち、背が高い男。
- 国津神の中で最も強力といわれる。
- 天孫降臨時、サルタヒコは天の八衢(やちまた)でニニギ一行を待ち伏せ、アメノウズメが聞くと、天孫を案内するために来たと言い、天孫降臨の後、アメノウズメに送られてサルタヒコは伊勢に帰った。他、伊勢の海でヒラブ貝に手をはさまれて溺れそうになった話がある。
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Satan, Lucifer : サタン、ルキフェル
- ユダヤ教、キリスト教。
- 地獄にいるわけではなく、天と地をさまよっており、地上にいることが多い。
- 邪悪な魂。堕天使の長。サタンという名前は天使としての役名で、「告発者」「敵対者」の意味。「古き龍」「闇の貴公子」「魔王」などとも呼ばれる。天界にいたときの名はルキフェルで、「光をもたらすもの」「明けの明星」と呼ばれた。
- 天使の時は、3つの顔と6または12枚の翼をもつ、最も美しい天使。
- 神に次ぐ力を持つ。何にでも変身できる。
- 地上にいて、人間を誘惑してその生活を破壊し、神から離反させる。これらの行為は、人の信仰心を試すのが目的で、天使であったころからの役割という。
- アザゼル、ベリアル、ベルゼブブなどは、サタンと同一視され、サタンの一側面とされる。イスラム教ではイブリースとなる。
- サタンは地上の国ゴグ Gog とマゴグ Magog を巻き込んだ戦いの後、燃えたぎる硫黄の湖に投げ込まれるという。
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Satori : 覚(さとり)
- 日本。中部、関東地方。
- 山。
- 猿人の妖怪。
- 黒く長い毛で覆われている猿人。
- 人の考えを読む。そのため、決して捕まえることはできない。
- 相手が考えることを次々に言い当てるが、危害を加えるわけではない。
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Saturnus, Saturn : サトゥルヌス、サターン
- ローマ。
- 農耕の神、種まきの神。名前は「種をまく者」の意味。ギリシアのクロノスと同一視された。
- 妻は大地の女神オプス Ops。子供は多く、ユピテル、ケレス、ユノなどがいる。
- サトゥルヌスの祭儀サトゥルナリア Saturnalia は、主要行事の一つでとても盛り上がり、奴隷と主人の役割を逆転させたりした。なお、サトゥルヌス自体はそれほど人気のある神ではなかった。英語の土曜日 "Saturday" の語源。
- サトゥルヌスは、ユピテルに王位を追われた後、ヤヌスに導かれてローマのカピトリヌスの丘に都市を建設し、王となった。そこで未開の民に農業やブドウ栽培などの技術を教え、太古の「黄金時代」を築いた。
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Satyros : サテュロス
- ギリシア。
- 山野。
- 山野の精たち。ディオニュソスの従者。ローマではパンと同一視されたファウヌス faunus の複数形である、ファウニ Fauni と同一視された。
- パンの子孫。
- 上半身は人間でヤギの角と耳をもち、下半身はヤギの脚と尾、あるいは馬の尾をもつ。
- 陽気で好色。酒を飲んで浮かれ騒ぎ、ニンフを追いかけて戯れるのを好む。
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Saule : サウレ
- バルト。ラトヴィア。
- 天空の山の頂上にある宮殿。ディエヴスの宮殿の隣にある。
- 太陽の女神。豊穣の女神。天空の支配者。
- 娘たちはサウレス・メイタス Saules meitas(単数形はメイタ meita)と呼ばれる。
- 基本的に女神だが、男神とされることもある。
- 昼間は、疲れず汗もかかない、火を吐く馬に引かれた戦車に乗り、天の山を越えて空を駆ける。夕方に海や川の岸辺で黄金の舟に乗り換え、夜は世界の海を航行する。
- 太陽の女神サウレは、暁の明星アウセクリス Auseklis の婚約者だった自分の娘を誘拐した月神メーネスに怒り、メーネスを剣で割った。この時から月は満ち欠けをするようになった。
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Savitri, Savitr, Savitar : サヴィトリ
- インド
- ヴェーダ時代の神。太陽の活動の神格化した存在。名前は「刺激」や「鼓舞」の意味。より具体的な太陽神であるスーリヤと同一視される場合もある。
- 黄金の両手をさしのべる姿。
- 黄金の両手によって表される光線で、全宇宙を照らし、万物に光と熱を送る。
- サヴィトリの出す光線は、プラサバ prasava と呼ばれ、鼓舞、激励する力であり、神々も難しいことをするときにはこの力を受けた。
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Sea Bishop, Sea Monk, Bishop-fish : シー・ビショップ、シー・モンク、ビショップ・フィッシュ
- 西洋の海。
- 海中。
- 半人半魚。
- 髪がなく、全身鱗、手足がヒレの人間。ビショップやモンクの服を着る。または、カトリック僧の剃髪した頭に魚の体の、巨大人面魚。
- 嵐を呼ぶ。
- 基本的にはおとなしい。怒らせると船を沈没させようとする。
- 魚形のものは何度か捕まった記録がある。王に献上した、海に逃がした、3日で死んだなどだが。
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Sea Serpent : シー・サーペント
- ヨーロッパ。
- 深海。太平洋、南大西洋が多い。
- 大海蛇。正体は海藻や海洋生物。
- 大海蛇。10m〜100m超の大きさ。後頭部にたてがみ、体にはヒレ。
- シー・サーペントが現れると海が荒れる。アギ Ferula foetida という植物の樹脂のにおいを嫌う。
- おとなしく、滅多に襲ってきたりしない。
- クビナガリュウの生き残りなどともいわれる。
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Sebek, Sobek, Sochet : セベク
- エジプト。
- 肥沃の神。ファラオの力の象徴。
- ネイトの息子。
- ワニ、またはワニの頭をした男。頭に二つの羽根飾をつける。ラー神に関連づけられた後は、日輪とコブラの紋章を頭に戴く。
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Sedna : セドナ
- イヌイット。
- 海底の冥界アドリヴム Adlivun の、石と鯨の骨でできた宮殿。
- 海の女神。海の生物の母で、海の支配者。
- 一つ目をした、恐ろしい姿。
- セドナは非常に恐れられたが、シャーマンたちは捕らえたアザラシを放して彼女を求めた。グリーンランドのエスキモーのアルナクアグサク Arnakua'gsak、アラスカではネリヴィック Nerrivik にあたる。
- セドナは、2人の巨人の間に生まれた貪欲な娘だとも、美しい人間の娘が鳥の姿をした悪霊に海に落とされて姿を変えたものだともいわれる。
- 一時期、太陽系10番目の惑星とされた星はセドナと名付けられたが、結局惑星ではないとされた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Seiren : セイレーン
- ギリシア。
- 海。
- 半人半鳥。
- 女性の頭を持つ水鳥の姿。または上半身が人間、脚が鳥で楽器を小脇に持つ姿。あるいは単なる人間の女性、または水鳥。
- 歌や楽器で船乗りを魅了して、自分たちの島へ引き寄せ、座礁させる。
- 自分たちの歌に自信をもつ。
- サイレン "siren" の語源
- セイレーンは、耳栓をしたオデュッセウスたちが自分たちを無視したので自殺した。また、歌合戦に負けたため自殺する話がいくつかある(オルフェウスとなど)。
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Selene : セレネ
- ギリシア。
- 天空。
- 月の女神。
- ヒュペイオンとテイアの娘。兄弟はヘリオス、姉妹はエオス。恋多き女神で、エンデュミオン Endymionとの間に5人の子、ゼウスとの間に3人の娘をもうけた。また、パンとも関係を持った。
- ローブを着て、たいまつを持ち、頭に半月を戴く、真っ白な顔の若い女性。二頭立ての銀色の馬車を駆り、しばしば馬や牡牛に騎乗する。
- 恋多き女。
- セレネは、羊飼いのエンデュミオンを恋するようになり、彼が洞窟で眠っているときに誘惑して、恋仲になった。セレネは、ゼウスに頼んでエンデュミオンが自分の運命を自分で決められるようにしてもらい、その結果彼は、決して老いず、永遠に眠り続けて、セレネに会うことができるようにした。
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Selkie : セルキー
- イギリス北部。
- 海底の空気のある洞窟。
- アザラシの妖精。
- 手足の指にアザラシの水掻きがある人間。泳ぐときにアザラシの毛皮を着る。または、アザラシの肌をした人間で、女は肌を隠して人間の美女にもなる。
- 女は人間の美女に化ける。男は嵐を起こして船を沈める。
- 女は人間の妻になることもあるが、結局は海に戻ってくる。男は好色。アザラシ狩りへの復讐として嵐を起こす。人魚と仲がよいため、どちらかが傷つけられると海が大荒れになる。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Serapis, Sarapis, Sorapis : セラピス
- エジプト。
- 冥界の支配者。プトレマイオス1世が、アピス Apis の死後オシリス要素が加えられた「オシリス化されたアピス」に、ギリシアの神々の要素を取り入れて作った国家神。
- ゼウスの外観にハデスを示す冠を戴く姿。
- シンクレティズムの典型で、後にはイシスの密儀とも結合し、ローマにも広まった。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Serket, Selkis : セルケト
- エジプト。
- エジプト王の守護女神。カノプスの守護者の一で、死者の守護女神。ナイルの四つの源の守護者。イシスの従者。
- 冥界の怪物ネヘブカウ Nehebkau の妻あるいは母。
- 頭にサソリを乗せた、またはサソリ型の冠を戴く姿。あるいは頭が女性のサソリ。
- 毒から人を守る。
- 毒蛇アペプを鎖でつなぎ、監視する。
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Seth, Setekh, Setesh, Seti : セト
- エジプト。
- 混沌の神。戦争、砂漠、嵐の神。
- オシリスの弟。
- 頭は曲がった鼻、四角い耳のツチブタに似た、特定できない動物。長い二股のしっぽをもつ。しばしばグレイハウンドのような動物の姿とされる。
- 砂嵐を起こす。
- 基本的に邪神である。
- 犬、ジャッカル、ガゼル、クロコダイル、カバ、豚、ロバはセトと関連づけられる。また、ギリシア人はテュフォンと同一視した。
- セトはオシリスを殺害したが、結果ホルスと戦争になり、セトはホルスの左目、ホルスはセトの前足と陽物を奪い取る。戦争はホルスが勝利し、セトはホルスに目を返した。
- サタンの語源ともいわれる。
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Shamash, Utu : シャマシュ、ウトゥ
- シュメール。バビロニア。
- 太陽神。正義と裁判の神。豊穣神。シュメールではウトゥ Utu。バビロニアでは Shamash。知恵の神、商人の守護者、卜占の神でもあり、父の月神シンより偉大とされる。
- シンとニンガルの子。妻は日没であるアヤ Aya。イシュタルは姉妹で妻。
- 決断をするための鋸を手に持つ神。また、日輪そのもの。
- "Shamash" という語は太陽そのものも意味する。
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Shen-nung, Shen nong : 神農(しんのう)
- 中国。
- 三皇 San-huang の一人。炎帝。風神でもある。
- 牛の頭に人の体。
- 鋤(すき)や鍬(くわ)、薬を発明。農業、林業、商業を人間に教えた。
- 神農は、赤い鞭で草木を打ち、その汁を自分でなめて薬を発見した。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sheoques, Sidh : シーオーク、シー
- アイルランド。
- 森で群生。または地下の楽園。
- 妖精。
- 人間より小さく、裸か、保護色の服を着る。目には見えないともいう。
- 不死、あるいは長寿。
- 節操や良心などはなく、気まま。いたずら好き。人間と同じような社会生活を営む。
- トゥアハ・デ・ダナーン神族は、マイリージア族に敗れた後、海のかなたに逃れて「常若の国」をつくって住んだが、その一部は土塚や遺跡、または石壕や墳丘に隠れて、地下に楽園をもつ妖精シーとなったともされる。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shiranui (Siranui) : 不知火
- 日本。筑紫。
- 海。
- 火。正体は遠くの船の灯りが屈折して別の場所に見える、一種の蜃気楼のような現象。
- オレンジ色の火。最初は一つだが、無数に増える。
- 火に向かっていっても近づくことはできない。
- 海中の龍神が灯明を出したものとされ、これが出た日は船の航行は禁じられた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shiva, Siva, Mahakala : シヴァ、マハーカーラ(大黒)
- インド。
- ヒンドゥー教の三主神のうち、破壊と再生の神。リンガ(男根)の象徴。舞踊の創始者。偉大なる神マハーディーヴァ Mahadeva とも呼ばれる。リグ・ヴェーダの暴風神ルドラ Rudra が前身。
- 死んだ前妻サティー Sati の生まれ変わりであるパールヴァティが妻。スカンダ Skanda(カルティケーヤ、韋駄天)とガネーシャが息子。
- 青黒い首、4本の腕、額に三日月状に閉じられた第三の目をもつ男。首にコブラを巻き、虎の皮をまとい、頭に新月または三日月を戴き、三叉の戟を持ち、牡牛ナンディン Nandin に騎乗する。世界を破壊するときは、魔物を引き連れ、大蛇に囲まれて、どくろの首飾りを巻いた黒い姿で現れるが、その時はマハーカーラ Mahakala(大黒)と呼ばれる。
- 第三の目が開かれると、それが見たものを焼き尽くす。
- 破壊的。男性の性力の象徴であり、ゆえに絶倫。
- 3つの相があり、通常、破壊と舞踊、憤怒の3つの形態をとる。
- 苦行の妨害をした愛の神カーマを、第三の眼から発射した光線で焼き殺した。金・銀・鉄でできた悪魔の三都市(トリプラ)を一矢で貫いて焼き尽くした。前妻のサティーが死んだときその父の祭式を破壊した。ガネーシャの首を切り落とした。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shoukera (Syoukera) : 精螻蛄(しょうけら)
- 日本。
- 家。
- 妖怪。
- 全身黒い熊か豹のような姿。
- しょうけらが屋根にいると、家の人間は寝苦しくなる。古い屋根瓦をすべて新しいものに取り替えると出なくなる。
- 屋根にある明かり取りの窓を閉め忘れると、そこから中を覗く。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shu : シュー
- エジプト。
- 太陽の光と大気の神。へリオポリスの3神。
- アトゥム Atum の子。テフヌトの夫。大地の神ゲブと天空の女神ヌートの父。
- ダチョウの羽をまとい、ヌートを持ち上げている男。
- 天空の神ヌートを持ち上げ、天と地を切り離している。
- アトゥムの唾、または自慰行為による精液からテフヌトとともに生まれた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shun : 舜(しゅん)
- 中国。
- 太陽神。
- 父は暗黒神、瞽叟(こそう)。
- 帝堯の晩年に彼に代わって善政を行っていた舜は、堯の死後、丹朱との権力闘争に勝って帝王となり、引き続き、吉兆である鳳凰が飛ぶほどの善政をしいた。
また、舜は、父の瞽叟と弟の象(しょう)の陰謀により殺されそうになるが、失敗に終わり、象はのち南方の有鼻の国に封ぜられた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shunoban (Syunoban) : 朱の盤
- 日本。福島県。
- 神社。
- 人間型妖怪。
- 人間の体に、朱色の顔、皿のような目、額には針のような髪、耳まで裂けた口。雷のような歯がみの音をさせる。
- ふつうの顔になりすますして、突然顔を変化させる。
- いきなり顔を変化させて人を驚かす。
- ある若侍が道で会った知らない若侍に朱の盤のことを聞いたら、その若侍は朱の盤になり、聞いた若侍はそのまま気絶。目覚めて近くの家の女に朱の盤に会ったことを告げたら、その女も朱の盤になり、若侍はまた気絶。この時のショックがもとで若侍はまもなく死んだ。のっぺら坊に似た話である。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Shylph : シルフ
- ヨーロッパ。
- 森。
- 風の精霊。パラケルススの四大元素(地水火風)のうち、風。
- 人間と妖精の中間。本来は男女両性あったが、後には、細身で優雅な若く美しい乙女。その美しさは年を経ても変わらない。
- 物質と非物質の中間的存在ゆえ、姿を消せる。不老。
- ハチドリにシルフという種がいる。
- シェイクスピアの「テンペスト」に出てくる、一種の使い魔的な存在、エアリアルが有名。ポープの「髪盗人」では、主人公ベリンダに仕える乙女姿の精。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sif : スィフ、シブ
- 北欧。
- 女神だが、特に機能はない。アース神族。本来は豊穣の女神であったともいう。
- トールの妻。
- 黄金の髪をもつ女性。
- スィフは、就寝中に彼女の寝室に忍び込んだロキによってその美しい髪を刈られたため、夫のトールは怒り、元に戻さないと殺すとロキを脅した。そこで、ロキはこびとの洞穴に行き、彼らに金を紡いで糸を作って、スィフの頭の上で伸びるように魔法をかけるように頼み、できた糸をスィフに渡した。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Silvanus : シルウァヌス
- ローマ。
- 森林と原野の神。境界の守護者。名は森を意味するラテン語シルウァ silva の形容詞。ギリシアのパンやサテュロスなどの山野の神と同一視された。また、ローマの牧人と家畜の神ファウヌスとも混同された。
- 草刈りナイフと松の枝を持つ男。
- 一人旅の者を怖がらせる。
- 祭儀では、山野でとれた初物の果物が、肉やワインとともにシルウァヌスに捧げられ、女性は祭儀を見ることはできなかった。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Simurgh, Senmurw : スィームルグ、セーンムルヴ
- ペルシア。
- 霊鳥。
- 光の輪に包まれている大きな鳥。または、上半身は犬、下半身は孔雀で、足は犬で三本指、爪は猫、炎のような形の翼と尾羽。
- 人語を解す。高い知性。
- 知的。
- ペルシアの一領主サームは白髪の赤子を山に捨てたが、スィームルグはその子を育てた。後にその子は領主となり、勇者ロスタムの父となる。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sin, Nanna : シン、ナンナ
- シュメール。バビロニア。アッカド。
- 月の神。植物の神、豊穣の神。暦の守護者。ナンナはシュメール、シンはバビロニア、アッカドでの名。
- エンリルとニンリルの子。妻はニンガル Ningal。バビロニアではシャマシュとイシュタルの父。シュメールではイナンナ Inanna、ウトゥ Utu、イシュクル Ishkurの父。
- 下弦の三日月によって象徴される。
- 四季をもたらす。
- 牡牛と結びつく。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sjofn : ショヴン
- 北欧。
- 恋愛の女神。アース神族の1柱。
- 恋愛の情熱を呼び起こす。
- 夫婦げんかを止める役割。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Skadi, Skaoi : スカディ
- 北欧。
- 冬の巨人。「冬の靴の女神」と呼ばれ、冬の具現化した存在。
- シャツィ Thjazi の娘。最初の夫はニョルド Njord で、離婚後の次の夫は、正義と決闘の神ウル Ull。
- 巨人の女性。
- スカディは、父の巨人シャツィ Thjazi がアース神族に焼き殺されたためアースガルズに復讐に行くと、アース神は彼女に和解を申し入れ、彼らのうちの一人を夫に選ぶことを提案した。ただし、脚だけを見て選ばなければならないという条件があり、美しい2本の脚を見た彼女はその持ち主をバルドルと思って夫に選んだが、実はニョルドだった。スカディは山の奥、ニョルドは海辺に住みたいため、結婚生活はうまくいかず、9日ずつ交互に山と海に住むことにしたが、結局うまくいかずに別れた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Skeleton : スケルトン
- ヨーロッパ。
- 墓場。幽霊船。
- 骸骨の妖怪。
- 白骨人間。
- 妙に陽気。墓場に集まりみんなで踊る。自分たちが乗る幽霊船を他の船にぶつけて沈める。
- 「skeleton」は、「骸骨」や「骨格」を意味する一般名詞。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Skiapodes : スキヤポデス
- ヨーロッパ。
- インド、あるいはリビア。
- 人間型怪物。日傘を差したインド人が、スキヤポデスとしてヨーロッパに伝わったという。
- 一本足の人間。足が非常に大きく、眠るときに頭に掲げて日傘にする。
- 俊足。
- skia は影、podes は足を意味する。
- あくまでもヨーロッパでの話。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Skylla, Scylla : スキュラ
- ギリシア。
- メッシーナ海峡の洞窟。
- 半人半獣の怪物。
- クラタイイスの娘、ポルキュスとヘカテの娘、テュポーンとエキドナの娘など諸説あり。
- 腰から上は人間の美女、下半身は6つの長い首と顎のある犬の頭と12本の脚。それぞれの犬の頭には鮫のように三重の歯がぎっしりと並ぶ。
- 自分の姿を恥じ、洞窟から首だけを出して、届く範囲のものをむさぼり食う。
- もとは美少女だったが、嫉妬に燃えた魔術師キルケの毒薬によって怪物にされた。一度ヘラクレスに倒されるが、後ポルキュスによって蘇生された。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Sleipnir, Sleipner : スレイプニル
- 北欧。
- オーディンの天翔る馬。
- 雌馬に化けたロキと、岩の巨人の種馬スヴァディルファリ Svadilfari の子。
- 灰色の毛並みに8本の脚の馬。
- 空を飛んで陸海を移動する。
- 神々は壊れた城壁を修復するために、ある石工に、6ヶ月以内に完成すればフレイアを彼の妻にするという条件で依頼した。作業は予想以上に速く期限内に完成しそうだったため、オーディンは石工と交渉したロキを殺すと脅し、対処を求めた。そこで、ロキは雌馬に変身して石工の馬を誘惑して作業を遅らせ、期限切れにさせた。スレイプニルはその時にできた子で、生まれた後にオーディンに贈呈された。ちなみに石工は期限切れに怒って、岩の巨人である正体を現し、トールにハンマーで追い払われた。
1.出身地 2.居住地 3.概略 4.系譜 5.外見 6.能力 7.性格・役割 8.その他 9.逸話 10.備考
Snotra : スノトラ
- 北欧。
- 礼儀作法の女神。美徳の女神。アース神族の1柱。
- 何でも知っている。
- 賢く、穏やか。
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